Wauke(ワウケ)、Paper mulberry |
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ワウケ物語アジアの熱帯、亜熱帯から日本にまで広く栽培、野性化する落葉潅木です。高さ4から10mになり、大きなものでは15mに達します。幹や枝の表面は灰色がかった緑色で滑らか。葉は互生し、葉身はほぼ心形で、全縁あるいは3裂し、長さ15〜20cmになります。上面はサンドペーパーのようにざらつき、裏面には短い軟毛が密生します。葉柄は太く短く、托葉が基部に付く。雌雄別株で、雄花は穂状花序に、雌花は直径2.5cmほどの球状に密集して付きます。 |
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上にあるイメーッジ |
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古代より布や紙の材料として栽培され、野生化もしているため、正確な原産地はよく解らないらしいです。日本でも栽培されて、和紙の材料として同じクワ科カジノキ属のコウゾが有名であります。 ハワイアンがこの木の樹皮から作った紙は皮のように丈夫で長もちし、暖かく、洗濯もできたのでカパ(樹皮布)と呼びスカート、kihei(ケープ)、毛布、死に装束などに使いました。 ワウケはマウイ島と関係がある大切な神話に入っています。ハワイの島々の中では、マウイ島だけはハワイアンの神の名が付けられます。有名な神話にマウイという神はなげなわで太陽を捕まえました。どうして太陽を捕まえたというのは、その神話によるとその昔の時代に日が短く、マウイのお母さん(ひなという神)の洗濯物は上手く乾かならなかったのです。 Kino Lau(キノラウ):Kane(カネ) HEARのHPにのWaukeの写真集へ |
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