Niu(ニウ)、Coconut palm

ニウ

情報

ハワイ名 和名 英名 カテゴリー
Niu(ニウ)、ololani(オロラニ) ココヤシ Coconut palm カヌープランツ
学名 科(英) 科(和) 同じ科の仲間
Cocos nucifera Palmae ヤシ科 ナツメヤシ
用途 利用部分 原産地
食科、建材 果実、幹 マレー半島?

ニウ物語

Niu(ニウ、ココヤシ)は、多分最も有名で、最も利用価値が単子葉植物ヤシ科に属する高木です。果実がココナッツとして有名ですが、他にも多方面で利用価値が高く、現在では世界中の熱帯で栽培されています。 幹の高さはは10〜30m、太さ30〜50m、羽状複葉の葉は5〜7mになり、アーチ状に先が垂れます。茎頂の葉腋から花序を出し、基部に数花の雌花をつけ、雌花は花後、人の頭ほどの3稜のある楕円形の果実をつけます。成熱には1年かかり、落ちて海に浮かび発芽力を保ったまま潮に乗り運ばれます。

上にあるイメーッジ
Niu(ニウ、ココヤシ)
Courtesy:右下にの(写真)リンク等はビショップ博物館へです。

Niu(ニウ、ココヤシ)は熱帯、亜熱帯にも成長します。本降りな雨(750〜2000m)や高湿度(70〜80+)は理想的です。ココヤシ北回帰線の近く緯度22度ごろのハワイより赤道の湿潤地域にはよく生るので、ハワイより赤道の近くのポリネシアの島ではココヤシはよく使います。内果皮に接する脂肪層を削り取って搾ったものがココナツミルクで、東南アジアなどの料理に広く使われ、また食用油や石けんの原料ともなります。また胚乳液は無色透明で、安全な飲料水として古くから利用されてきました。熱帯に広く栽培され、果実の胚乳をコプラと称し、これを粉砕、蒸熱後、圧搾して得た脂肪油をヤシ油と称します。ヤシ油は軟膏などの医薬品の基剤とするほか、食用、石けんの原料としても用いられます。果実は中の水は飲用とされ中の胚乳は油を絞り石鹸、ロウソクなどに加工され材は硬く建築やクラフトに使われいます。

ハワイでも、利用沢山があります。幹に家の柱、小さいカヌー、フラドラムや食器を作りました。ココヤシの葉っぱ(launiu)ではバスケット、屋根からや扇子。果実の皮にはボウル‘awa(アヴァ)カップを作るのです。

昔、子供が生まれたと同時にココヤシが植えたということです。子供の7歳ごろの誕生日に木が生り始めます。それから70〜100年間の間に、人間の寿命ぐらい、果実を実ります。

Kinolau(キノラウ):Ku.Niuolahiki

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Niu(ニウ、ココヤシ)はもっとも沢山理由があります。Niuやカヌープランツのことに興味があれば、植物(BBS)へどうぞ。