グレンさんのストーリー
グレンさんのストーリー
フリーマーケットでのグレンさん

ポルトガルから移民した4世です。日本の日産自動車の修理工でした。

●子供の頃の様子を教えてください。

1890年頃、おじいさんが8才の時にハワイに移民にきました。砂糖きび畑で働いていました。砂糖きび畑では、フィリピン、韓国、中国、日本、ポルトガルの人たちが働いていました。とても過酷な労働でした。私は、大人になったら絶対、砂糖きび畑では働かない、違う仕事を選ぶと決心ました。

●プランテーションでの生活の様子を教えてください

その頃の生活は、会社の規則で決められたお店、お医者さんしか利用できませんでした。すなわち、私達、労働者のお金は、結局、砂糖きび会社へ戻って行く仕組みでした。しかし、昔の暮らしは、のぞかなもので家に鍵をかけなくても大丈夫でした。近所の人達が仲がよかったので、お互い留守の家を見守ってました。また、ある日突然、会社側から明日から仕事に来なくてよいと言われれば、借りていた家をすぐ出て行かなければいけませんでした。大変な生活でした。

1960年頃、砂糖きび畑の仕事もなくなり、最後まで砂糖きび畑で頑張って働いていた人は、結局財産もお金も残らず、今でも豊かでない暮らしをしています。

●フリーマーケットのこと

現在、カフルイの“Swap meet”のフリーマーケットで土曜日にカフルイ・プーネネ・カメハメハでフリーマーケットに出店してます。中古日用雑貨を売っています。入場料は5セントです。出店料は25ドルです。

このフリーマーケットは結構、有名です。世界各国からの観光者も立ち寄ります。私は今迄20ヶ国以上の人達と出会いました。楽しい出会いのひとときです。

●家の環境

広い敷地にグリーンの芝生、少し小高いPukalani(プカラニ)。 ここからはハレアカラもまた、大きく沈む夕陽もゆっくりと眺められます。

●クリスマスの飾り物

クリスマスって何の日だったのかな?キリストの生誕日を祝う日なのです。私は、浅はかにもクリスマスケーキを食べる日か、カップルで素敵なクリスマスディナーを食べる日だと日本風に思っていました。

グレンさんの部屋には、馬小屋で生まれたキリストの飾り物をストーリー風に飾っていました。そして、イギリス風のブリキの兵隊さんの飾物、クリスマスツリーもありました。グリーンとレッドで部屋を飾りセンスのあるインテリアでした。私はロマンチックだと思いましたが、厳粛なお祭りにそんなことを言っては失礼でした。

●コレクターの気配

100年前の柱時計、猫のオブジェ、各国の車のバンパー、エメラルドブルーのガラスの瓶etc. とてもデザイン的なセンスがいいです。

●Glennさんの人柄

見た目はポルトガル人だけど、おじいさんの代からハワイに住んでいるので英語しか話せません。ローカルの人です。本当にハワイは多人種、他民族の人達が共存しているのですね。

マインドは生粋のハワイアンなのです。おしゃべりで、朗らかで、世話好きの優しい人です。心も体もおおらかで大柄です。

●ハワイでは色々な民族のこと

砂糖黍畑の時の子供達は学校で色々な民族の学生達が(日系人、フィリピンの人、など)が一緒に遊んだり、干るご飯には、自分のお弁当を分けたりしました。そして、他の民族は違和感がなく不思議ではなかったです。例えば、盆踊りの時はグレンさんも参加しました。

インタビュー by パラム